2005年 05月 25日
衣替えって。その1 |
■暑くても、じっとスーツを着続ける男性。
強い冷房の中でも、ファッション誌の提案に素直に従う「へそ出し」女子。
このように、衣服に関して妙に「人任せ」な気分って、
「衣替え」のなごりが、原因の1つにあるのではないかなー。
6月1日と10月1日、涼しくても暑くても、いっせいに衣替え。かつてはこの習慣がより濃厚だったようです。
“体感温度は自分の自由にならないもの…。”
“衣服は「上の人」に強制されるもの…。”
そんな諦めが、学生時代の制服で埋め込まれてきた大人も多いのでは?
(大手小町「制服の衣替え」を見ると、最近は変化しつつあるようですね♪)
………………………
※以下、間違っている点もあるかもしれないけど、書いてみます。↓↓
■御存知のとおり、衣替えの習慣は昔からあったけど、“西洋の暦に従った衣替え”は明治からスタートしました。(それまでは「旧暦で衣替え)
しかし明治のお役人サン達は、新しい日本を作るためのいわばオープニングスタッフ。それも新しいライフスタイルに国中が大混乱している時代のオープニングスタッフです。
彼らはそれまで使っていた旧暦を、西洋と同じ暦に大急ぎで変更し、
慣れない洋装も、日本の夏をあんまり考えずに各種の制服に取り入れました。
そんな何もかも初めてづくしの明治の「オープニングスタッフ」達が、慌てて決めたであろうマニュアル(西洋の暦で6月と10月に衣替え)であるならば、100年以上たった現在、時代にあわせて変えていくのが「吉」♪
■さて、この絵は、明治18年の東大生の図。『イラストレイテッド・ロンドン・ニューズ』の美術通信員として来日したワーグマンが描いたもの。
洋装に下駄 を履く人、巨大帽子、袴に靴をあわせる人、と急激な西洋化にともなう当時のてんやわんやが伝わってくるようです。
このような時代に作られた衣替えルール、変化していくのが自然なのでは?(横浜開港資料館蔵・サイト掲載について届け出済)
強い冷房の中でも、ファッション誌の提案に素直に従う「へそ出し」女子。
このように、衣服に関して妙に「人任せ」な気分って、
「衣替え」のなごりが、原因の1つにあるのではないかなー。
6月1日と10月1日、涼しくても暑くても、いっせいに衣替え。かつてはこの習慣がより濃厚だったようです。
“体感温度は自分の自由にならないもの…。”
“衣服は「上の人」に強制されるもの…。”
そんな諦めが、学生時代の制服で埋め込まれてきた大人も多いのでは?
(大手小町「制服の衣替え」を見ると、最近は変化しつつあるようですね♪)
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※以下、間違っている点もあるかもしれないけど、書いてみます。↓↓
■御存知のとおり、衣替えの習慣は昔からあったけど、“西洋の暦に従った衣替え”は明治からスタートしました。(それまでは「旧暦で衣替え)
しかし明治のお役人サン達は、新しい日本を作るためのいわばオープニングスタッフ。それも新しいライフスタイルに国中が大混乱している時代のオープニングスタッフです。
彼らはそれまで使っていた旧暦を、西洋と同じ暦に大急ぎで変更し、
慣れない洋装も、日本の夏をあんまり考えずに各種の制服に取り入れました。
そんな何もかも初めてづくしの明治の「オープニングスタッフ」達が、慌てて決めたであろうマニュアル(西洋の暦で6月と10月に衣替え)であるならば、100年以上たった現在、時代にあわせて変えていくのが「吉」♪
洋装に下駄 を履く人、巨大帽子、袴に靴をあわせる人、と急激な西洋化にともなう当時のてんやわんやが伝わってくるようです。
このような時代に作られた衣替えルール、変化していくのが自然なのでは?(横浜開港資料館蔵・サイト掲載について届け出済)
by NOROSIKA
| 2005-05-25 12:28
| 衣替えの謎